中国内陸部の四川省広元市で9月1日に「女児節(女子祭)」が開かれた。同市は中国の歴史で唯一の女帝の武則天(則天武后)が生まれた場所とされるため、1988年から実施されている。女性選手による鳳凰(ほうおう)をかたどったボートのレースや花火大会などが行われ、2024年の約1週間の祭期間には延べ160万人を超える観光客がイベントを楽しんだ。「則天武后が成し遂げたことは多い」。市内を流れる嘉陵江沿いに ...
「ヒット作りに必要なのはKKD(勘・経験・度胸)と言われてきたエンタメ業界も、データに基づいた説明が普通になってきた」と、ある番組プロデューサーは語る。そんな中、消費者調査を手掛けるノウンズ(東京・新宿)では、今年に入りエンタメ関連企業との契約が大きく増えているという。「あらゆる人にデータという武器を」を掲げ、リクルートでマーケターをしていた田中啓志朗氏が2019年に設立した企業だ。同社が提供 ...
知的財産(IP)ビジネスなどを手掛けるMinto(ミント、東京・港)などスタートアップ3社は、人気キャラクターを使った接客サービス「AI幹事」を提供すると発表した。乾杯のあいさつやおかわりの提案などについて、AI(人工知能)を搭載した人気キャラクターが担い、飲み会の幹事や飲食店の接客スタッフの負担を減らす。ミントはアニメなどのキャラクターを3次元で表示するデバイスを手掛けているGatebox( ...
大分県別府市のフジヨシ醬油(しょうゆ)の「カトレア醬油」が、オンラインを含めた直販一筋で年間14万本を売るまでに成長している。カツオのうまみを効かせただし入り醬油で、直販に「顧客の声を直接聞きたい」との思いを込める。広告宣伝をしていないが、口コミで評判が広がり、オンライン販売を機に全国区の人気となっている。同社のサイトのオンラインショップに、ピンク色の花をあしらったラベルのカトレア醬油が、15 ...
オンライン旅行予約大手のブッキング・ドットコムとGWIがまとめた調査によると、複数世代の家族旅行でもっとも人気の旅行先は東京だった。治安の良さや円安などによる割安感が決め手となり、オーストラリアのゴールドコーストをおさえて首位に立った。前年からの検索数の上昇率が大きかった「トレンドの目的地」の1位は千葉県浦安市で、日本旅行への需要は今後も続きそうだ。アジア太平洋地域の11の国・地域の16~64 ...
アニメや音楽といったコンテンツ支出が増えている。博報堂などが運営するコンテンツビジネスラボの「コンテンツファン消費行動調査2024」で2024年のコンテンツ支出金額が7万9103円と直近10年で最高だった。ライブ・コンサートなど「リアルイベント」が多数開催となり、支出金額を押し上げた。博報堂が2~3月、日本国内の15~69歳の男女を対象にインターネット上で調査した。1万人から有効回答を得た。
【広州=藤野逸郎】中国の小売業界で久々の大手再編が始まった。雑貨店大手、名創優品が業績不振の大手スーパー、永輝(ヨンフイ)超市に出資し、再建に乗り出す。中国ではコストコ・ホールセールなど米系スーパーが勢いを伸ばしている。永輝救済は独自モデルで永輝を経営指導する河南省の中堅スーパー、胖東来(パントンライ)商貿集団の手腕にかかる。名創優品は約63億元(約1300億円)を投じて中国大手スーパーの永輝 ...
文字や記号をかたどった「推しチュロス」が、オタク女子の人気を集めている。気に入ったアイドルの名前を作り、SNSに投稿して「推し」への愛をアピールすることで注目度が急上昇した。仕掛けるのは福岡市のチュロス専門店。東京進出も果たしており、非日常の場を楽しむイメージを生かし、5年以内に売上高4倍を目指す。「あいみょん」や「れん」――。チュロスといえば棒状だが、こうした歌手やアイドルの名前などの文字を ...
人工知能(AI)が若者の生活の中でコンサルタントの役割を担うようになってきた。NTTドコモモバイル社会研究所が1月、全国の15~79歳男女6440人に実施した「2024年一般向けモバイル動向調査」によると、チャットGPTの利用経験率は男女とも10代が最も高く(男性53.0%、女性31.2%)、20代(男性36.3%、女性20.6%)が続いた。ミレニアルZ世代からよく耳にするのはプライベートの相 ...
富士フイルムは、同社として最軽量のミラーレスカメラを11月下旬に発売する。バッテリーとメモリーカードを含む質量は約355グラムと、従来の最軽量モデルから約80グラム軽くした。SNSに投稿するための縦型動画の撮影機能も備え、手軽に撮影を楽しみたい層を開拓する。製品名は「FUJIFILM X-M5」。同社のミラーレスカメラブランド「Xシリーズ」では最軽量のモデルとなる。2610万 ...
試合前までポストシーズン10打数1安打のDeNA・オースティン。レギュラーシーズン首位打者の主砲にとってはもどかしい数字だが、その1本はファーストステージ阪神初戦の試合を決める2点二塁打だった。勝負強さはファイナルステージでも健在だった。【関連記事】 ...
「アクションカム(カメラ)」ジャンルが世の中に定着し始めてから、10年以上過ぎた。スポーツシーンなどの動画撮影を目的に小型カメラとして登場したものの、年々性能が上がって今では従来の「ハンディカム」などビデオカメラに代わる動画撮影用の小型カメラとして定 ...